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ダンゴムシが新芽を食べた…

我が家の狭い庭に、緑のカーテンを作ろうとアサガオを植えてみました。

ぼちぼち新芽としての双葉が顔を出し始めたところですが、早くも虫に食べられた跡が発見されました。犯人はバッタかナメクジか!と思ったものの姿は見当たらず。ある日、双葉の上に乗っかっているダンゴムシを発見!こいつが犯人だったのです。どうやって退治できるのか、本やネットで調べて見ました。

調べてみると、ダンゴムシは主に枯れ草をエサとすることが多いようですが、花や新芽も食することもあると知りました。子供の頃は集めたダンゴムシの丸まる姿を楽しんでいたこともあったので、気にも留める程の生き物ではありませんでした。しかしながら大切に育てようとした花や新芽を食すると判ると、急に憎らしく思えてきました。一方で、土壌の有機物を無機質に分解し土を耕す側面もあるようですから、あながち害虫という訳でもないようです。

庭でよく見かけるダンゴムシはオカダンゴムシと呼ばれる種類だそうです。このオカダンゴムシは動物に迷路を通り抜けさせる迷路実験で有名らしく、迷路に入れられたオカダンゴムシは一発で通り抜けられることがあることが報告されており、ダンゴムシは意外と賢い面を持ち合わせているらしい。今度、子供の夏休みの宿題に良いかもしれない。と、横道に逸れたことを考えながら、どうしたら花や新芽を食べられないで済むか調べてみました。

ダンゴムシが大量発生してしまった場合は、手っ取り早いのは薬剤散布の手段なようです。また、人によってはコツコツ捕まえてはゴミ箱に捨てる人もあるようです。マリーゴールドを植えると虫全般が寄り付かないという話もあるようです。それでも繁殖のスピードが速いようで、何らかの方法で駆除してもあっという間にダンゴムシは元通りの大群になるようです。

地味ですがダンゴムシの住みにくい環境を造るのが良いとも書いてある。確かにダンゴムシは石ころや鉢植えの下で良く見かけます。ダンゴムシは乾燥に弱く湿気のある場所を好むのでしょう。できるだけ湿気のある隠れ場所を作らないことが賢明に違いない。

これはリスクマネジメントだ。この原稿も早く書き上げなければいけない。早く書き上げて、編集長から怒られないためのリスクマネジメントをしなければいけない。結局締め切りを過ぎて迷惑をかけてしまったようだ。ああ、ダンゴムシみたいに丸まってこの気まずい雰囲気をやり過ごしたい・・・・。


土肥 この記事は
ジオテクノス株式会社
土肥 が担当しました

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