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e.コラム

かっこいい駐輪場

家から保育園への移動に、自転車を利用しています。
放置自転車が多くの自治体で禁止されている一方で、駐輪場がなくて、ちょっと困っています。

放置自転車の「放置」って、どれくらいの時間感覚で語られているのでしょうか。
スーパーで買い物をする間、病院で診察していただく間、薬局で薬を処方していただく間、自転車を停めると、「放置禁止です」と張り紙をされたり、自転車を歩道側に移動させられたり、警備員が飛んできて「移動して下さい」と怒られたり。
目の前の建物を利用するために、一時的に停めたいのに、それも放置自転車と見なされて、停めるなと怒られる。善意の市民として、駐輪場があれば駐輪場に停めたいと思って警備員さんに聞いたら、うちのビルに駐輪場はありません。と言われた事もあります。

歩道から建物がセットバックして建てられているので、ちょうど自転車が停められそうなスペースがあったりします。でも、停めたら、歩道に移動されていて、路上(歩道)駐車になっていました。歩道に駐輪すると歩行者のは邪魔になるんですけども、それよりもビル敷地内に駐輪させない事を重視するなんて、なんだか、釈然としません。

オフィスビルの駐車場近くに駐輪場を見つけたので停めたら、「契約自転車専用の駐輪場です」と警告状が貼られました。契約車専用駐輪場とは書かれていなかったから停めたのに。。駐輪=悪者扱いが続くとだんだん、心がやさぐれてきます。

歩道やセットバックスペースに、駐輪防止のトラロープを張りめぐらしても、無理やり駐輪する人もいますので、いっその事、小ぎれいな駐輪スペースにした方が、生産的だし見栄えもいいのに、と見るたびに思います。

■ちょっと素敵なヨーロッパ

海外の街を歩くと、なんだか全てが素敵に見えてしまって、自転車置き場も素敵に見えてしまいます。

■自転車もすてき

海外(といってもフランス、ベルギー、ドイツしか見ていませんが)の自転車は、前カゴがないものが多く、スタンドもないものが多くて、びっくりぽんでした。

前かごがないと荷物はどうするか?
日本ではあまり見かけませんが、後輪にキャリーバックをつけている自転車も多かったです。

いずれもベルギ―(アントワープ) で見かけた自転車です。
シックなものから、カラフルでかわいい自転車まで様々でした。

■ちょっと素敵な駐輪場

自転車にスタンドがないからか、寄りかからせるタイプの駐輪場が多い様に感じました。

●ベルギー(アントワープ)

何となく、素敵に見えてしまいませんか?

歴史的な建物(教会)の前の広場にも、駐輪場があって感動しました。

なんと、壁にかけるタイプの駐輪場もありました。
自転車を持ち上げて引っ掛けるのは私には辛すぎますが、軽量の自転車利用者や男性にとっては問題ないのでしょう・・・

●ドイツ(ヴュルツブルク・フランクフルト)

1981年に世界遺産に登録されたレジデンツ(領主司教宮殿)とフランケンワインで有名なヴュルツブルク。その繁華街(東京だと銀座みたいな)のメインストリートにあるお店の前にも駐輪場がありました。というよりも、メインストリートにある程度の間隔で駐輪場がありました。
日本で駐輪場というと、建物の裏手や地下など、ちょっと不便な所にある事が多いので、お店の目の前に停めれたら便利だなぁと、羨ましかったです。

左:フランクフルト中央駅前の大通りに面した通りです。手前が駐輪場
右:欧州銀行近くの公園の駐輪場です。心なしかスタイリッシュな感じがします。

●フランス(パリ)

前輪を固定するタイプです。ラックがあるのに、ラックに駐輪しない人がいるのは、日本も同じですね。

ヨーロッパの街をみて素敵~~!!と思うのは、街中に歴史的と思わせる建物があるからか、街並みが整っているからか、道が広いからか、よく分かりません。ヨーロッパは裏道はとても狭いのですが、大通りはそれなりに幅があるので、ごちゃごちゃした印象にならず、すっきり、すてきな雰囲気になるのでしょうか。

交通の低炭素化や道路渋滞の緩和を考えると、自転車の利用を促進する必要があります。

自転車の利用が増えれば、一時的な駐輪、通学・通勤に伴う駐輪も増えます。外国からの観光客を誘致している中、景観の美化のためにも考えていかなければいけない問題です。

【参考資料】

国土交通省ホームページ
安心で快適な自転車利用環境創出ガイドラインについて
安心で快適な自転車利用環境創出ガイドライン


この記事は
DOWAエコシステム 環境ソリューション室
上田 が担当しました

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