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二足のわらじ

令和元年のゴールデンウィークは10連休となりましたが、皆さんはどう過ごされましたか?きっと、それぞれの思いで満喫されたことと思います。

さて、そう言う自分はどうだったかと言うと、連休前半は2泊3日で和歌山へ出かけ、熊野三山に詣でたり、南紀白浜や和歌山城などを見て回ったりしました。

一方、連休後半はこれが本業と言うべきか、実家で田植えを行いました。実家は、江戸時代後半から続く農家で、祖父の代までは専業農家として米作り以外にも桃の栽培などを行っていました。しかし、周辺の都市開発が進む中で耕作面積も徐々に減少し、今では僅かに残った田んぼで自家用+αの米作り、田植えも3日で終わる程度となっています。

そうは言っても、米作りは色々と手間が掛かります。3月には苗床となる土の準備、4月初旬には専用のトレーに発芽した種をまき、ビニールハウス内で室温を30℃程度に保ちながら苗を約1ヶ月育てます。
日々の管理は両親が行っていますが、人手の要る田植え等の場面になると出番がやってきます。

田植えは基本的に機械で行いますが、どうしても苗が植わっていない所が出てきます。そこで、機械植えが終わったあとを人が歩き、抜けがある所に1ヶ所ずつ苗を手で差して行きます。この作業、足場の悪い田んぼの中での移動に加え、腰を曲げたり伸ばしたりの繰り返しなので、田植えが終わる頃には腰と太ももの後ろが筋肉痛に。毎年のことですが、日頃の運動不足が悔やまれます。

田植えが終わったあとは、水田の水を切らさないように管理し、順調なら7月中旬に開花、9月上旬には稲刈りの時期を迎えます。そうは言っても相手は自然、思い通りになるとは限りません。「やってみなければ分からない、毎年が初心者の様なものだ」とは父親の弁。

さて、今年の秋の実りは、どうなっているでしょうか?


日下部 この記事は
DOWAエコシステム ジオテック事業部
日下部 が担当しました

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