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~休耕田 その後~

みなさん、こんにちは。
今回は、以前5月号のコラムでご紹介した休耕田のその後の報告です。
昨年夏より25年放置の休耕田を耕し続けた結果、今春、なんとか30坪ほどのささやかな広さですが、田植えこぎつけました。

5月、水田に水を張り。水をはった田んぼは、なんだかうれしそうです。
6月、家族4人で、いざ、田植え。
葦の根がすべて取りきれず、素足を断念し長靴を履いての田植えに。
それでも張り切って田んぼに入った子供たち。・・・が、次の2歩目、長靴が抜けず足が抜け、まるで酔っ払いのような数歩ののち、あっという間に「泥んこ星人」に。
親から必至の説得(懇願?)を受け、ちょっとは田植えをしてくれたものの、あっさり田植えを放棄して、結局、ほとんど大人が植える羽目になりました。

で、親はというと・・・・
みなさん、「のうなが」って、ご存じですか?
これ、田植え用の長靴。とってもスリムで、普通の長靴より薄いゴムで作られているのです。そしてとってもスグレモノ。足にぴったりだから、田んぼの中をすいすい歩ける。なんか、忍者になった気分です。
虫取りに興じる子供たちが田んぼのまわりを駆け回る中、妻とのんびり、田植え。ささやかな広さだけど、手で植えると結構、時間がかかる。そして、腰が痛い。

田んぼは植えてしまえば、次は雑草取り。雑草も稲そっくりの姿で、稲に寄り添って生えてきます。見逃してしまわないよう慎重に、慎重に。

ある日、田んぼにいってみると、稲が4mほど直線に倒れている。しかも、真ん中ぐらいのところ。農家の師匠にきいてみると、カモが着陸した跡とのこと。
トホホ〜。すかさず、カモ対策の「防鳥糸」を張りました。

また、ある時は、やっぱり稲が数メートル倒されている。今度は隅のあたりです。
その延長線上を目で追いかけて足元を見ると、巨大な石亀がうずくまっている。
どこから来たのかわからないのですが、「亀さん、散歩コース、もうちょっとかえてくれないかなあ」と懇願。その効果があったかどうか、石亀の被害は一回だけ。ちなみに「防亀糸」なんてものはありません。

水田だけに、水の確保も大変。十分な農業用の水路があるわけでもなく、雨が降らなければイライラし、降りすぎれば、はらはらし・・・、本当に気が休まる時がありません。

そして、秋。

へたくそな稲作でも、優しい稲たちは応えてくれて、少しずつ、黄金色に色づき始めています。今は、スズメ対策の「防鳥網」を張り巡らせてあります。カモには「糸」、スズメには「網」です。結構お金もかかります。

でも徐々に、頭(こうべ)をたれる稲のすがた、本当に愛おしいです。
子供たちにもこの感動を伝えたいのですが、どこにも遊びに連れて行ってもらえない子供たちにとっては、田んぼは親をとりあげてします「敵」のようです。
秋風にゆれる黄金色の稲穂をみながら、来年は、もうちょっと、遊んであげなきゃと考えていた週末です。

まもなく収穫。
また、忙しくなりそうです。
この冬、開墾も再開し、来年は、田んぼの畦に大豆を植えて、自家製味噌づくりに挑戦しようかとも考えています。


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