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インドネシアで同国初となる有害廃棄物の鉄道輸送を開始しました

2018年8月9日、PPLi(インドネシア共和国西ジャワ州)は、インドネシア国鉄(PT. Kereta Api Indonesia(KAI))およびその運営子会社(PT. Kereta Api Logistik(KALOG))と共同で、同国初となる有害廃棄物の鉄道輸送を開始しました。

今回利用を開始した鉄道輸送区間は、東ジャワ州スラバヤのカリマス駅から西ジャワ州ボゴールのナンボ駅までの約800kmです。PPLiでは取り扱う有害廃棄物の輸送をこれまでは主にトラックで行っており、廃棄物の分野における鉄道輸送は非常に画期的な取り組みです。お客様へのサービス向上は、以下の点を見込んでいます。

  • 輸送時間の短縮:東ジャワ地域からトラックでは約3日かかっていた輸送時間が、約1日になります。
  • 安全性の向上:鉄道貨物輸送はトラック輸送に比べ、長距離・大量輸送において効率が高く、鉄道ダイヤに基づいた安定的な輸送を行うことが出来ます。
  • 温室効果ガス排出量の低減:単位輸送量当たりのCO2排出量は、自動車よりも船舶や鉄道が大幅に少ないことが知られています。

PPLiは、インドネシアで唯一許可を受けた有害廃棄物の最終処分場を保有し、廃棄物の総合管理サービスを提供しています。本件は同国監督官庁ならびインドネシア国鉄とその物流子会社の協力のもと、粘り強く試験運行に取り組み、4年をかけて実現にこぎつけることが出来ました。関係者の皆様へ、改めて深謝申し上げます。

当社は引き続き、発展するアジアにおいて様々な環境問題の解決に貢献するため、努力してまいります。

【PPLiについて】

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